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仙台七夕まつり

仙台七夕まつり
仙台七夕の前夜に広瀬川の上空で咲く大輪は、華麗でダイナミック。
七夕まつりの前夜、仙台市民が待ちこがれた花火大会の始まりです。
夏の夜空のキャンパスを、約12,000発の光の大輪が彩り、七夕ムードを一気に盛り上げます。
青竹に飾られた和紙と風が織りなす仙台の夏の風物詩で、東北三大まつりのひとつに数えられています。吹き流しや仕掛け物など、趣向を凝らした竹飾り約1500本がアーケード街を埋め尽くし、街は色鮮やかに彩られます。
郷土色と21世紀感覚の融合による市民参加型のイベント。
定禅寺通り全体が劇場になる ストリートシアター形式の 華やかな市民パフォーマンスをお楽しみください。
人々の願い
 伊達政宗が女性の文化教育向上のため七夕行事を奨励したといわれ、また、江戸時代、天明3年(1783)の大飢饉の際に、その世直し策として、盛大に行われたともいわれています。
 仙台という土地は、「三年一作」、「十年三作」ともいわれ、きびしい自然条件から、二年に一度、三年に一度凶作が常習的に必ずくり返されていました。人々は、時に30万人の大量餓死を出す過酷な生活環境に暮らしていました。自然の猛威は農民だけでなく、米経済に依存する町人から武家特権階級の生活まで大きな影響をもたらしました。
 紙というものが非常に貴重で、書き損じていらなくなった紙すら容易に手にすることのできない時代、どうにかして手に入れた短冊1枚に切なる願い込めて祭ったのです。
 仙台の七夕は、第6代伊達宗村の時から、旧暦7月6日の宵に行うことになりました。『仙台年中行事大意』(二世十遍舎一九)に「七月七日。棚機祭。六日夜より、篠竹に式紙短冊くさぐさの形を切て、歌をかき、又は、てうちんをともし、七日の朝、評定川または支倉川、澱川へ流す。」と記されています。
 6日の夕方から、笹竹をかざり姫星と彦星を祭って、手習・手芸の上達を願い、また関東・北陸・東北一帯で行われていたように線香をともすところもあり、農家では田の神の乗馬として七夕馬を作って屋根に上げるなどして豊作を祈りました。
 仙台では、笹のついた竹の小枝を落として物干竿に使い、小枝は七夕飾りのついたまま7日朝、広瀬川に笹を流して、水を浴び、洗い物をしました。この日を七日浴(なぬかび)とも七日盆ともいい、本来は「みそぎ」をして盆祭に入る準備をする日でした。
 しかし、盛んだった七夕祭も衰微の時を迎えます。明治6年の新暦採用を境に、年々行われなくなり、第一次世界大戦後の不景気をむかえてからは、寂しくなる一方でした。
商店街の振興
 不景気を吹き飛ばそうと、昭和2年商店の人々が仙台商人の心意気とばかりに、華やかな七夕飾りを復活させます。大町五丁目共同会で、会長の佐々木重兵衛氏を中心に、桜井常吉氏、三原庄太氏らが協力して、町内一斉に七夕を飾りつけました。
 久しぶりにその光景を目にした仙台っ子達は喝采し、飾りを一目見ようとする人で街はあふれました。
 翌昭和3年、8月6日に東北産業博覧会の行事として、さらに仙台商工会議所と仙台協賛会との共同開催で「飾りつけコンクール」が催されました。
 参加したのは東一番丁、名掛丁、新伝馬町、大町通り、国分町、立町通りなど11の町会で、8月6日夕方から一斉飾りつけをし、3日2夜にわたって七夕が飾られました。
 仕掛け物、電飾と様々な趣向を凝らした七夕飾りで、街はお祭りムード一色に。しばしば通行整理や交通制限が行われるほどの混雑ぶりでした。この年が仙台七夕が完全に復活した、記念すべき年とされています。
 しかし、再び勃発した戦争で七夕飾りは街から消えていきます。戦況が激しくなった昭和18、19年には、いくつかの飾りが商店街にみられただけで、ほとんど飾られることはありませんでした。
戦後の仙台七夕まつり
 終戦の翌昭和21年、一番町通りの焼けた跡に52本の竹飾りが立てられました。このとき中心になった人物が、仙台七夕の意匠ともいえるくす玉の考案者として知られている、森権五郎さんです。華やかさと、人々の創意工夫がこもった七夕の復活。当時の新聞では「10年ぶり 七夕祭り 涙の出るほど懐かしい」の見出しで報じられるほどでした。
 昭和22年には、巡幸沿道に5000本の竹飾りが七色のアーチをつくり昭和天皇をお迎えしました。それからの商店街が七夕祭りにかける熱意は並々ならぬものでありました。
 その後の七夕は、商店街振興から観光イベントへと変わっていきます。現在では竹飾りだけでなく夜に行われる趣向をこらした七夕パレードも人気を集め、名実ともに日本一のスケールを誇る七夕まつりとなり、毎年全国から訪れる65万人の観光客を楽しませてくれています。
仙台七夕まつり公式ページ 仙台商工会議所の運営する公式ページ。
当日の詳細スケジュールや、関連イベントの情報も。
株式会社なるみホームページ 七夕飾りの制作や、千代紙・和紙を取り扱う。
飾りに込められた願いや意味も詳しく知ることができる。

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